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Channel: 西園寺由利の長唄って何だ!
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下浚い

きょうは26日にあります舞踊「千舟会」の下浚いが 麻布区民センターでありました。 舞踊家さん3人の小さな趣味の会で、 長唄「連獅子」「喜三の庭」と、荻江「鐘の岬」の3番を演ります。 お友だちをお呼びして、ご自分の踊りを見ていただくという ちょっと贅沢な催しで、 武原はん氏(座敷舞の舞踊家・故人)の住居5階にある「はん居」の能舞台でなさいます。      区民センターの中にこんな和室があるのですよ。...

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今日のお花

きょうはとっても可愛いお花が来ました。 春の花各種盛り合わせ、って感じです。  何て可愛いのでしょう。         

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葦扇会

きょうは国立劇場大劇場で、西川流の舞踊会「葦扇会」(あしおぎかい)がありました。 わたしたちは荻江の「松竹梅」(まつたけうめ)を演りました。 この曲はそれぞれが一曲として成り立っているので、 「しょうちくばい」とは読まないのです。 「松」だけとか、「竹」だけとか「梅」だけを単独で演る事も多いのですが、 今日のように三曲を一番として三人が踊るという場合もあります。...

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タモリ倶楽部

先日(4月17日)放送されたタモリ倶楽部は 潜入!「邦楽ジャーナル」編集部というタイトルで、 邦楽ジャーナル編集長の田中隆文氏との丁丁発止でした。 この中でユーミックの「ばちあたり」が邦楽便利グッズとして紹介されました。                       ばちあたりの説明をする編集長。                へー、こうやって持つんだ。とタモリさん。...

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佐野川千蔵

これは2代目鳥居清信(1702?~1752)の役者絵だ。 役者は佐野川千蔵で役名は小姓吉三とある。 1745(延享2)年3月、森田座で演じられた曽我物の7番目だ。 吉三という役名からすると、八百屋お七と曾我兄弟のないまぜ狂言で、 袂の吉という模様は「吉三」を意味するのだろう。 色子(男色が売りの歌舞伎若衆)あがりの役者で、 あまり芸だちがよくなく、...

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大阪芸術大学

きょうは大阪芸大の2回目のレッスン日です。 ことしは学生の3分の2が男子という、珍らしい編成です。 初級練習曲の3番目で、めげそうになった子がいました。 「ぼくダメかもしれない」とつぶやくので、 「始まったばかりのこんな段階であきらめるのは、早すぎる。  その言葉はもっと先に行ってからにしなさい」といいましたが、 事実三味線というのは難しい楽器なのですよね。          みんな頑張れ!...

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佐野川千蔵

(4月20日の続きです) これも2代目鳥居清信の描いた佐野川千蔵だ。 着物の模様が若干違うが、菅笠や胡弓刀などは20日の絵と同じだから、 やはり八百屋お七と曾我兄弟のないまぜ狂言の吉三という役所だろう。 こちらは制作年月日も芝居小屋も不詳だが、 恐らく再演時に描かれたものだろう。       千蔵は大阪の佐野川万菊が江戸で取った弟子で(1731頃)、...

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今日のお花

きょうはまた、すてきな色のチューリップです。 和室の稽古場に飾ってみました。 4月のお稽古はきょうで終わります。 月日の経つのは本当に早いですね。         

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吉原格子先

これは西村重長の浮世絵「新吉原夜見世風景」だ。 4月5日の浮世絵「新吉原月見之座敷」の見世先がこれだろう。 この時代はまだ見世先の格子は、どこもこのようなものだったようだ。 見世の格によって格子の組み方が変わるのはもっと後だ。 まだ芸者というのはいないので、三味線を弾いているのは遊女たちだ。 右下の遊女がきせるを客に向けているのは”吸い付け煙草”だ。...

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羽織り不二

これは奥村政信((1686~1764)の浮世絵、「吉原二町め」だ。 4月4日の浮世絵と同じシリーズだろう。 格子の形が時代を表している。 格子の中で三味線を弾く遊女が客に背を向けているのが愉快だ。 もう一人の遊女と交渉している二本差しの客は、羽織りを頭からすっぽりと被り、 顔を隠している。 これを「羽織り不二」という。 もう一人の客は目塞き笠を深々と被っている。...

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千舟会

きょうは麻布の「はん居」で「千舟会」がありました。 もとは黒塀のしもた屋だった武原邸も、今は武原ビルという建物に変わっており、 そこの5階に「はん居」が移築されています。 さすがに粋な和の空間で、 どなたの設計なのでしょうか、 どこもかしこも見事なまでに洗練されています。 演奏するのはこの能舞台で、白砂を隔てた所が客席となります。     楽屋にはこのようなお花が飾ってありました。...

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遊女たち

これは奥村政信((1686~1764)の浮世絵だ。 1705~07(宝永2~4)年頃の作とされている。 客の来ない時間帯に三味線の稽古をする遊女たち。 撥も細く、胴掛けもなし。 当然指掛けなどというのもない。 糸箱から糸を取り出し、3の糸を掛けている遊女。 この時代の遊女は髪型も着物もまだまだ素朴だ。     

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大阪芸術大学

きょうは大阪芸大の日です。 新学期3回目のレッスンになります。 私としては4年目になりますので、 今回は少しレッスン方法を変えてみました。 何しろ、レッスン以外では三味線をにぎらない子たちですので、 こちらも智恵を使います。 作戦はことの外うまくいっているようで、先が楽しみです。    教室の外の木に蔦がびっしりと生えてきました。    みるみる木が蔦におおわれてしまいますよ。    

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初会

これは奥村政信((1686~1764)の浮世絵だ。 27日と同じ頃と思われるので、1705~07(宝永2~4)年頃の作だろう。 「志ょ会のてい」と書いている。 初会とは客が初めて指名した遊女と対面することをいう。 この時「引付けの盃事」という、一夜妻の儀式を行なうのだが、 この絵を見ると、この時代はまだまだおおらかな儀式だったようだ。...

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吉原格子先

これは菱川師宣(1618~1694・元和4~元禄7)筆の 吉原格子先の図だ。 1680(延宝8)年に描かれているので、 4月24日の吉原格子先の図より40年ほど前になるだろうか。 およその体裁は同じだが、格子がぐるりと中の方にまで回っていて 入り口もずいぶんと広い。 当初はこのように見世の中で品定めをしたのだろう。 妓夫の座る場所もかなり奥だ。 入り口に控えているのはお供の奴で、...

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吉原風景

これは菱川師宣(1618~1694・元和4~元禄7)筆の「吉原風景」だ。 1680(延宝8)年の作とあるが、昨日の遊女屋とは見世の作りが違うようだ。 こちらは出窓形式になっていて、遊女が腰掛けて客を見ている。 三味線を弾いている遊女は正座のようだ。 入り口も狭いし、右隣の暖簾の見世は何だろう。 客が女将らしき女と何やら話している。...

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吉原格子先

これは菱川師宣(1618~1694・元和4~元禄7)筆の「吉原風景」だ。 17世紀後期とあるが、 4月30日のと一連の作と思われるので、1680(延宝8)年の作だろう。 昨日の遊女屋と同じ見世作りだ。 出窓に腰掛け、客と話をする遊女。 双六に興じる遊女。 煙草を吸っている遊女は正座をし、 三味線を弾く遊女は立て膝だ。 これがこの時代の普通の座り方だが、...

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衣紋坂

これは西村重長(1697~1756・元禄10~宝暦6)の浮世絵 「衣紋坂の夜雨」だ。 制作年月日は不詳だが、大門の様子などを見ると 1740(元文5)年以前の作だろう。 簡素な門に大門と書いた幟が立っている。 なんとも素朴な初期の吉原だ。 「土手八丁」といわれる田圃の中に作られた堤を歩き、 目印に植えられた見返り柳を左に折れると「衣紋坂」という坂になる。...

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大門口

これは奥村政信((1686~1764)の浮世絵だ。 1740(元文5)年作で、「新吉原大門口仲の町浮絵根元」と書いてある。 きのうの五十間道の様子がよく分かるので掲載してみた。 大門口を入ってすぐ右にあるこの茶屋は、大店「巴屋」だ。 隣には「か免や」「長さ紀や」「ますや」「えびや」「松や」「するがや」と大店が続く。 これを「七軒茶屋」という。 見世先には魚売りの男。...

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端午の節句

きょうは5月5日、端午の節句だ。 3代目歌川豊国(1786~1864・天明6~元治元年)の浮世絵にちょうどいいのがあった。 弘化4~嘉永元(1847~48)年頃に描かれた絵で、 窓の中に「意勢ごよみ 見立て十二直」と書かれていて、丸の中に「建」(たつ)とある。 江戸の町民が鯉のぼりを飾りはじめたのは、ちょうどこの頃で、 初期はこの絵のように黒い真鯉を泳がせていたようだ。...

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