これは菱川師宣(1618~1694・元和4~元禄7)筆の「吉原風景」だ。
1680(延宝8)年の作とあるが、昨日の遊女屋とは見世の作りが違うようだ。
こちらは出窓形式になっていて、遊女が腰掛けて客を見ている。
三味線を弾いている遊女は正座のようだ。
入り口も狭いし、右隣の暖簾の見世は何だろう。
客が女将らしき女と何やら話している。
左下、頭巾を被ったお供を連れているのは、商家(吉原内には色々な商家があった)の女房か。
物売りや奴を連れた男たちが歩いている。
のどかな昼見世風景だ。
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1680(延宝8)年の作とあるが、昨日の遊女屋とは見世の作りが違うようだ。
こちらは出窓形式になっていて、遊女が腰掛けて客を見ている。
三味線を弾いている遊女は正座のようだ。
入り口も狭いし、右隣の暖簾の見世は何だろう。
客が女将らしき女と何やら話している。
左下、頭巾を被ったお供を連れているのは、商家(吉原内には色々な商家があった)の女房か。
物売りや奴を連れた男たちが歩いている。
のどかな昼見世風景だ。
