芸者
これは菊川英山(天明7〜慶応3・1787〜1867年)の浮世絵だ。 タイトルは「当世美人花尽」、制作年は江戸中期とある。 どこかの町芸者だろう。 書き入れは 「三味線の いとさくら 酔いしや風」
View Article明治の芸者
これは豊原国周(とよはら くにちか・天保6〜明治33・1835〜1900年)の浮世絵だ。 制作年は明治7(1870)年、タイトルは不詳だ。 馬車に乗った西洋人のそばを浅草芸者が二人歩いている。 江戸の気配たっぷりの艶姿だ。 「テリガラフ」と書いた張り紙のあるのは電柱だろうか。 後の立て札は、浅草寺の観音御開帳の案内のようだ。 面白い時代だな。
View Article表紙?
これは豊原国周(とよはら くにちか・天保6〜明治33・1835〜1900年)の浮世絵だ。 制作年は明治34(1897)年、タイトルは、『大切浄瑠璃「風狂菜葉蝶」(かぜにくるうなのはのちょう) 阿部保名 尾上菊五郎』とある。 清元の「保名」を大切りに菊五郎が踊る、というパンフレットだろうか。 ちょっと分からないが、おしゃれな表紙だ。
View Article花魁
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。 制作年は文政4〜6(1821〜23)年、タイトルは「契情道中双六」、見立よしわら五十三対 倉田屋内えにし、とある。 花魁が弾いているのは胡弓だ。 まだまだこの時代の花魁は芸をしていたのだ。
View Article花魁
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。 制作年は文政4〜6(1821〜23)年、タイトルは「契情道中双六」、見立よしわら五十三対 尾張屋内、喜長とある。 きのうと同じシリーズで、こちらの花魁は箏を弾いている。
View Article花魁
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。 制作年は不詳、タイトルは「吉原美人」、扇屋内、朝妻・八瀬のしのぶとある。 花魁が稽古をしているのはどうやら長唄の「賤機帯」のようだ。 賤機帯は文政11(1828)年に出来た曲だから、制作年もその頃だろうか。 しかし、花魁も長唄を稽古したとは驚きだ。
View Article芸者
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。 制作年は不詳。タイトルは「今様粧い競」とある。 これからお座敷に入りるところか、迫力のある芸者だ。 書き入れは、判じ物みたいでちょっと分からない。
View Article芸者
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。 制作年は文政9(1826)年、タイトルは「美人あ○○」。読めない! 吉原芸者がお座敷で酌をするところか。 後に三味線の入った長箱が見える。 吉原芸者の三味線は延棹(のべざお)といって、長いままなのが特徴です。
View Articleドライフラワー
ドライフラワーのアレンジ用キットを、ネット通販で買いました。 こんな感じで送られてきました。 これをガラスの小鉢にアレンジしてみました。 わりと簡単にできました。 まあまあですよね。
View Article町芸者
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。 制作年は不詳。タイトルは「浮世四十八癖二篇」とある。 両国橋のような物が見えるから、柳橋あたりの芸者か。 これから出勤のようだ。 風呂敷に包んであるのは継棹の三味線だ。 書き入れは 「きりびで清めるかみ しんじんは芸者のくせ」
View ArticleNHK文化センター
きょうも暑い日でしたね。 わたしは家元の代稽古で、青山の文化センターまで行ってきました。 来月浴衣会がありますので、お弟子さんたちも最後の追い込みです。 暑い中ご苦労さんでした。 ぼくトラノモン。
View Article京都
きょうは京都に来ました。 あす家元の京都浴衣会があるのです。 終わったあと、久しぶりに祇園のおくむらで食事です。 相変わらずお客様で賑わっていました。 太刀魚と魚のすり身のコロッケ。 けっこう美味しかったです。
View Article京都浴衣会
きょうは家元の京都浴衣会です。 会場はいつも同じ、岡崎の六盛さんです。 夕方すごい雷が鳴って、すごい雨が降りました。 でもすぐに止んで、あとが涼しくなりました。 坂出のお弟子さんが参加しました。 宮川町のふく鈴姐さん、「俄獅子」をお弾きになりました。 こういう格好と三味線というのは、実にマッチしますね。 三味線の天神は、日本髪のイメージに仕上げたのではないかと思いますね。
View Articleお直し
きょうはお稽古日です。 お弟子さんでフラワーアレンジメントが、すごくうまい人がいて 先日、わたしがしたアレンジを手直ししてもらいました。 彼女は「そもそものキットがよくないから嫌だ」 といっていたのですが、 お稽古の待ち時間にサササっと直してくれました。 立体感が出て素敵になったと思います。 さすがです。 →
View Article踊子
これは北尾政寅(きたお まさのぶ・享保元〜文化13・1761〜1816年)の浮世絵だ。 制作年は不詳。タイトルは「当世艶風拾形図」とある。 深川の踊子を描いているようだ。 手前の女は回しといって置屋の下働きの女。 三味線箱を抱え、背中に背負っている荷物は座敷着ほかか。 真ん中の娘娘した女が踊子で、その隣りは芸子、つまり歳をとった踊子だ。 芸子が三味線を弾き、踊子が踊るという時代を描いたものだろう。...
View Article辰巳芸者
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。 制作年は天保6(1835)年。タイトルは「辰巳八契・新富士の秋の月」とある。 辰巳芸者が出勤するところだろう。 風呂敷包みは三味線箱だ。三つ折れくらいか。
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