これは北尾政寅(きたお まさのぶ・享保元〜文化13・1761〜1816年)の浮世絵だ。
制作年は不詳。タイトルは「当世艶風拾形図」とある。
深川の踊子を描いているようだ。
手前の女は回しといって置屋の下働きの女。
三味線箱を抱え、背中に背負っている荷物は座敷着ほかか。
真ん中の娘娘した女が踊子で、その隣りは芸子、つまり歳をとった踊子だ。
芸子が三味線を弾き、踊子が踊るという時代を描いたものだろう。
北尾政寅は、山東京伝という名の戯作者でもある。
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制作年は不詳。タイトルは「当世艶風拾形図」とある。
深川の踊子を描いているようだ。
手前の女は回しといって置屋の下働きの女。
三味線箱を抱え、背中に背負っている荷物は座敷着ほかか。
真ん中の娘娘した女が踊子で、その隣りは芸子、つまり歳をとった踊子だ。
芸子が三味線を弾き、踊子が踊るという時代を描いたものだろう。
北尾政寅は、山東京伝という名の戯作者でもある。
