$ 0 0 こちらは町芸者の図。 三味線を包んでいる風呂敷を見れば、2挺入っていると思われる。 箱屋も大変だ。 芸者のご多分にもれず、左褄を取っているが、 これは「芸は売るが体は売らない」という意味です。 なぜなら襦袢は右前なので上着を左前に持たれたのでは、男が手を入れられないから。 しかし、町娘や奥方なども右手がふさがっている時は左褄を取ったようで、 臨機応変に遣い分けていたようだ。