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植木の消毒
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コスモス
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コスモスの活路
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植木の刈り込み
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ムカデ
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ウランちゃん
きょうは友人のお家に夕飯をごちそうになりに行きました。
以前飼っていた犬が死んで、もう飼うまいと思っていたら
縁あってこの子に出会い、飼うことになったというワンちゃんの初披露です。
ヨークシャーテリアのウランちゃん。
3歳だそうです。可愛い!

大のおとなが、この子にメロメロなのがまた愉快ですが、
犬の好きな人はそうなるのでしょうね。
きちんと訓練された賢い子です。
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梅雨いり
東京も梅雨入りですね。
季節は進む。
お弟子さん調達のお花です。
ツユクサとカタバミの花。
可愛いですよね。

くるくる巻いているのはエンドウです。
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源氏絵
きょうで5月も終わりです。
あっという間に月日は過ぎますね。
これは国貞の源氏絵「春の遊楽」(文久1・18619年)です。
桜の庭というサブタイトルがついています。
優雅な花見ですね。
三味線を弾いている芸者がことさら豪華な衣装を着ているのには理由がある。
王朝文学の「源氏物語」を江戸時代の大奥に置き換えた、
柳亭種彦の草双紙「偐紫田舎源氏」の挿絵だからだ。
12代将軍、徳川家斉の大奥生活を風刺した内容だから、あざといほどに豪華絢爛なのだ。

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源氏絵
昨日の続きです。
昨日の絵の右半分がこれです。
国貞の源氏絵「春の遊興」です。
箏と後ろ向きの人の糸巻きが4本あるところを見ると、胡弓のようですね。
箏、三絃、胡弓という三曲合奏です。
箏、三絃、尺八というスタイルもありますが、この絵の三曲が本来の形です。

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浮世絵
国貞の源氏絵の続きです。
昨日、一昨日の三曲合奏図の真ん中の主人公がこれです。
将軍徳川家斉が三曲を聴きながら、お酒をきこしめしている図です。

白塗り二枚目の役者風に描かれています。
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浮世絵 胡弓
こちらは前を向いている胡弓の図なのでよくわかる。
3代目の豊国が嘉永7(1854)年に書いたもの。
今は胡弓といえば3弦が普通になっているが、
江戸中期に4弦が作られ、浮世絵を見る限り巷では4弦がポピュラーだったようだ。
歴史的には、三味線とほぼ同時期に検校によって改良された日本独特の楽器だ。
弓の長さは長いもので1メーターもあるのだとか。
これもかなり長い。
踊っているのは髪の形からすると、振り袖新造か。
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3代目の豊国が嘉永7(1854)年に書いたもの。
今は胡弓といえば3弦が普通になっているが、
江戸中期に4弦が作られ、浮世絵を見る限り巷では4弦がポピュラーだったようだ。
歴史的には、三味線とほぼ同時期に検校によって改良された日本独特の楽器だ。
弓の長さは長いもので1メーターもあるのだとか。
これもかなり長い。
踊っているのは髪の形からすると、振り袖新造か。

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マスクの指掛け
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浮世絵 三曲合奏
こちらは箏、三味線、笛による三曲合奏の図。
2代目国貞の描いたもの。
資料に制作年が書かれていないのだが、
恐らく嘉永5(1852)年から明治3(1870)年までの間の、
明治よりの作だろう。
なぜなら、3代目国政が2代目国貞を名乗っていたのがその期間だから。
タイトルは「俤源氏五十四帖」の37、「横笛」。
「よこふえの しらへはことにかわらぬを むなしくなりし ねこそつきせね」
と歌が書かれている。

笛を吹いているのは、将軍徳川家斉ということになるか。
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浮世絵 お稽古初め
きょうは6月6日。
昔は6歳の6月6日にお稽古を始めたものでした。
何でもいいから窮屈なお稽古を子供の時からやらせると、
人格形成におおいに役に立つものです。
これは2代目国貞の明治期の浮世絵です。
清元の女師匠にお稽古をつけてもらっている姉妹の図。

このころからお稽古を始めると、忍耐強い子に育つのですよ。
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浮世絵 花見
これは3代目豊国画の「弥生之花見」(弘化4・1847年)。
「桜時の今日ばかりは、花を見て暮らす」というようなことを書いている。
これは楽しい花見の帰り道、子供の手を引いて帰るところのようだ。
撥を帯に差し、三味線を担いでいるという大胆さ。

この時代は三味線を外で弾くことも多いし、皮も今より厚いのを緩く張っていたのでしょう。
おおらかに楽器をいじっていたようですね。
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浮世絵 芸者
国貞筆の吉原の芸者(天保後期・1840頃?)。
暇にあかせて、三味線を爪弾いているという感じか。
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芸者はたいていこのように、袖口の襦袢を引き出して指掛け代わりにしていたようだ。
暇にあかせて、三味線を爪弾いているという感じか。

芸者はたいていこのように、袖口の襦袢を引き出して指掛け代わりにしていたようだ。
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家元ライブ
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練習
きょうは長唄協会で演る「娘道成寺」を練習しました。
8名が参加しての2度目の練習です。
郁子氏が唄を、私が三味線を指導します。
若い衆を連れての演奏ですから、
歌詞の意味、表現すべき内容などを説明して、
皆が同じ方向に向いて演奏できるようにするのです。
発展途上の集団をまとめるのにはある程度、
知識を補ってやる必要があります。
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tea break・海中百景
photo by 和尚
8名が参加しての2度目の練習です。
郁子氏が唄を、私が三味線を指導します。
若い衆を連れての演奏ですから、
歌詞の意味、表現すべき内容などを説明して、
皆が同じ方向に向いて演奏できるようにするのです。
発展途上の集団をまとめるのにはある程度、
知識を補ってやる必要があります。
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tea break・海中百景
photo by 和尚

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低音三味線
きょうは20日にあります花柳茂香舞踊研究会、
「えんの会」の下浚いで国立劇場稽古場に行ってきました。
郁子氏と私は、今藤文子先生作曲の「祭文風 お七」を演ります。
これは祭文、つまり説教節の八百屋お七の話です。
いわば浄瑠璃ですので、低音三味線を使います。
中棹より太棹に近い低音三味線ですので、重くて扱い辛いことこの上なしです。
おまけにオクターブ下の低いチューニングですので、すごく弾きづらい。
やはりこういう三味線を弾くには、腰がいりますね。
唄も同じく、浄瑠璃太夫のような腹がいるようです。
娘義太夫気分で演ってみると、結構楽しいのですが、
何しろ体力がいるので、どっと疲れました。
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tea break・海中百景
photo by 和尚

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浮世絵 猫
猫を抱いた芸者の図です。
明治30(1897)年、国周筆の「からす森 さと」。

紅い首輪に鈴とは、いかにも定番ですね。
きりりとしたいい顔のさと姉さん。
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