$ 0 0 きょうは笹山の刈り込みをしました。 石庭との境目に笹が出張ってくるので、 それを引き抜いて、ふちに丸みをもたせてバリカンで刈り込むのです。 蚊を払いながら、2時間ほどできれいになりました。 〓 〓 〓 猫と芸者をもう一枚。 明治29(1896)年、国周筆の「新ばし 小松屋ゑん」。 ゑん姉さんの猫も赤い首輪に鈴ですね。 中指に指輪風のものをしているのが珍しいですね。
$ 0 0 暑いですね。 こちらは雨が降らなくて困っています。 家は庭木用には井戸水を使っているのですが、 あろうことか、一番大きな井戸が干上がってしまいました。 後の2つはいけるのですが、芝生用のが出ないのです。 わたしの大事な芝がカラカラピンチで、雨乞いしたい気分です。 朝、桜の下の笹を手入れしました。 ここも笹が出張ってくるので、時々修正しなければなりません。 桜の余分な枝をカットし、笹をまるく整え、白砂に生えている雑草を取り、完成です。
$ 0 0 きょうはNHKで録音がありました。 家元と2丁2枚で「多摩川」と「巽八景」を録音しました。 8月13日(火)NHK-FMで11時20分から放送になります。 手前から、長由利、家元、未知、政子さん。
$ 0 0 国周の三枚続き浮世絵「月雪花」のうち、「雪・両国柳はし舛田楼」の右端絵がこれ。 4弦の胡弓を弾いているのは、紀の国やの喜代治姉さん。 鼓が和泉や、三味線は舛田や、舞妓が海老や、そして胡弓が紀の国やの芸者ということは この頃はまだまだ検番がたくさんあったということか。 いい時代だ。
$ 0 0 きょうは国立小劇場で「長唄協会夏期定期演奏会」がありました。 夏の会は女流の会です。 11時半から8時まで、23番ありました。 私は10時半から会計部屋につめ、 くたびれ果てた7時半頃本番という最悪の状態でしたが、若者どもの奮闘のかいあって、 郁子さんと気分よく演奏できました。 同級生のハカセこと、小山クンと一緒に会計です。 終演後、委員全員で手締めをして解散。 帰りにハカセと隼町のイタリアンでお疲れゴハン。 幸せに帰って来ました。
$ 0 0 きょうは朝の飛行機で熊本に行きました。 昼に着いて、会場よりさきにおそばやさんに直行。 皆で美味しい天ざるを食べて、会場入りです。 ここはあの有名な「翁」で修行した方のお店ですので、味は「翁」です。 会場は鶴屋デパート別館の、パレアというところです。 エレベーターホールにこんなかわいいくまもんが!。 3時間ほど仕事をして、夕食。 お店の入り口でくまもんが歓迎! ホテルに着くとフロントでくまもんがお出迎え! 後ろのテーブルにも、くまもん! 去年来た時よりくまもんが増殖していました。
$ 0 0 きょうは「熊本浴衣会」です。 お昼の1時開演なので、会場入りする前にデパートを散策しました。 1階ロビーではくまもんがピアノを弾いていました。 11時に入ってまず食事。 お弟子さんの料理屋から仕出し弁当が届くのです。 こんなペットボトルがありました。かわいい! 1時開演で4時頃終わり、そのまま家元ごひいきの和食「松葉」で夕食。 仕事の時間より、食べている時間の方がはるかに長いという、幸せなお仕事でした。 飛行機は最終の8時45分ですから、ゆっくり食べて飛行場へ。 土産物売り場にも、くまもんはいっぱいいましたよ。
$ 0 0 これは国周筆の「開化三十六会席」(明治11・1878年)のうち「深川」。 三味線を持っているのが深川芸者、おくら姉さん。 なにかささやいているのが金瓶の遊女、静。頭の形とかんざしの数が豪華。 芸者は遊女の邪魔をしてはいけないから、質素なのですよ。
$ 0 0 これは国周筆の「開化三十六会席」(明治11・1878年)のうち、「浅草代地」。 これから宴会があるのでしょうね。 座って調子を合わせているのが、柳橋 きの国やの、喜代治姉さん。 口にくわえているのは、糸のようだ。 我々は糸が湿ってしまうのでこんなことはしませんが、仕草としては粋だねぇ。 立っているのが柳橋 松本の、その平姉さん。 まだ浴衣を着ているようなので、お支度はこれからですかね。
$ 0 0 国周筆の「大夫の子供」(明治25・1892年)。 (大夫・太夫二種の表記が混在している) 浄瑠璃太夫の子が、親父の真似をして弾き語りをしている。 子供用の小さい二番三味線がすでにあったのが驚きですが、 6歳の6月6日から稽古を始める習慣があったのですから、さもありなんですよね。 子供が両足の間にお尻を落として座っているところを見ると、人形浄瑠璃の義太夫だろう。
$ 0 0 きょうは浴衣会の下浚いです。 10時半から青山の家元宅で。 終わったのが6時すぎ。 くたびれちゃったので、家のそばのすし屋に直行。 お盆の入りで連休初日のせいか、お客は私だけ。 大将を相手にうだうだやって、幸せに一日が終わりました。 ハーイ!
$ 0 0 きょうは11時から有栖川の料亭、清水で家元の浴衣会がありました。 ここは会場も、お料理もピカイチですので毎年楽しみです。 控え室で、郁子さん、長一郎さん、政子さん。 舞台袖の楽屋です。 仕切の屏風は、本物の浮世絵を張っているのですよ。 5時半から宴会です。 とりあえず前菜だけ撮りました。きれいでしょ。
$ 0 0 三曲合奏その一 これは2代目国貞筆の「四季景色之内・春・調曲名手花美樓」(文久1・1861年)。 源氏絵だから舞台は大奥。 3枚続きの一で、女中が琵琶を弾じているという図。右端に箏の一部が見える。 デフォルメだと思うが、それにしても琵琶の撥が小さい。
$ 0 0 三曲合奏その二 昨日の続き。2代目国貞筆の「四季景色之内・春・調曲名手花美樓」(文久1・1861年)。 こちらは衣装から推して、箏を弾いているのは恐らく側室だろう。 箏の側面に模様が描かれているのが、いかにも豪華。