おとき
坂出だより きょうは報恩講でした。 朝の9時半からたくさんのお寺さんが見えました。 皆さんきれいな色の七条袈裟をかけた装束で、 お勤めをなさいます。 中休みの後は住職による 説教があります。 そしてすべてが終わると「おとき」(お斎)という食事をいただきます。 これが2、3日前から仕込みにかかる 精進料理なのです。 西園寺では 大根を厚く切って煮込むのが名物になっています。 残念ながら、...
View Article刈り込み
きょうはちょっと暖かでしたので、 表の植え込みの手入れをしました。 先月刈ってから約一月が経ちましたので 出っ込みみ引っ込みが目立ち始めてきたのです。 わたしはこの剪定はさみを使うのが2度目です。 前回よりはるかに角がぴっしっと仕上がったような気がします。 なかなかの出来栄えですよね。 なんでも馴れですね。
View Article坂出
坂出とも今日でおさらばです。 本当に時間はあっという間に過ぎてしまうのですよね。 母が生きていた時より今の方が滞在時間が長い というのも何なのでしょうね。 「実家に帰れるのも親の居る間だけよ」 という言葉は耳ダコでした。 でもこういうケースもあるのですね。 わたしのずうずうしさもあるのでしょうが、 ありがたいことに弟夫婦が大事にしてくれるのですよ。...
View Article大阪芸術大学
きょうは芸大の日です。 ランチをする中華屋さんが入っている建物です。 オシャレでしょ。 芝生が緑の頃はとってもステキですよ。 2階には石焼ビビンバなんかのある、焼き肉屋さんがあります。 ちょっと前には回転寿しもあったというのですから、びっくり! 1階にはOSAKA UNIVERSITY OF ARATSのOUA-TV局もあります。
View Article顔見世
きょうは師走の京都に来ました。 家元から祇園の料理屋さん「おくむら」にお誘いをいただいたのです。 私は昨日から天王寺の都ホテルに居続けです。 淀屋橋から京阪に乗り、祇園四条で降りて地上に上がると、南座に出ました。 わおー、今は顔見世興行のまっただ中! 南座の「まねき」(名前を書いた看板)に、久しぶりにお目にかかりました。 中村勘九郎、七之助兄弟の名前もありますね。...
View Article大阪芸大演奏会
きょうは大阪芸大で演奏会がありました。 長唄を選択している学生、約70名による合同演奏会です。 これは試験代わりの演奏ですので、採点されるのです。 ですから学生も真剣です。 三味線の数も圧巻でしょ。 私のクラスは「末広狩り」と「都鳥」。 あと「小鍛冶」「黒髪」「連獅子」と、 全員での「松の緑」というプログラムでした。 「松の緑」のスタンバイです。...
View Articleそば屋
きょうは昼間、国立劇場の稽古場で下浚いがありました。 来春の「舞踊協会」で荻江を演ります。 相手変われど、主変わらずで、 「鐘の岬」ばかり5番です。 これで今年の演奏の仕事は終りです。 ちょっと嬉しいですね。 夕方から、本の打ち合わせを兼ねた忘年会で 茅場町の長寿庵まで行きました。 編集をしてくれる方が、ここのご主人と中学の同級生だそうで、 何かと無理をきいてくれるのだそうです。...
View Articleワインが来た!
寒いですね。 さすがに冬です。 きょうは、 ソムリエから「さみしいおばさんの集い」用のワインが届きました。 シャブリが2本、シャンパンが1本、 ブルゴーニュの、モレ サン ドニィと、ジュヴレ シャンベルタンの計5本。 この他に、当日はボルドー2本持参とのこと。 何とも豪華でしょ。 もちろん4人でこんなには飲めませんので、 残りは次回にストックです。 これから肝心のメニュー決め。...
View Article守破離の破−5
薄まる文化ー19 人にはそれぞれ持って生まれた性格というものがある。 幼児の頃まではそれがむき出しだが、 児童期から思春期に至る頃になると、 学校という集団生活のなかで学習した「生活の知恵」的なものが、 後天的な性格を形成していくことになる。 ところが不思議なことに定年を迎え現役を退くと、 この「後天的な性格」というものがきゅうくつに感じられてくる。 これもお役御免、もう我慢はまっぴらなのだ。...
View Article守破離の破−6
薄まる文化−20 それ(薄まる文化−19の記事内容)と同じようなことが芸にもいえる。 「守」を律儀に守り、 お手本通りになぞることばかりを 続けていると、ある日えい!とたがを外したくなる時が来る。 師匠とは性格も人格も違うのだから当然だろう。 成長過程としては正しい。 これが私の考える「破」だ。 そして独自の芸の方向性を模索しはじめるのだが、 これがまた還暦の本卦還りと似ていて、...
View Article守破離の離−1
薄まる文化−21 「若い頃のテープ聴いてみたんだけれど、結構うまく唄ってるのよね」 と今藤美知氏がある時話していたが、 それは全く同感、私自身にもあてはまる。 長唄というのは長老大家がたくさんいるので、 歳を取らないといい芸ができないと思いがちだ。 だが、修行段階の若い感性は持って生まれたもの。 それなりにいいものを持っているものだ。 変にこねくりまわした芸よりも、...
View Article仕込み
きょうは「さみしいおばさんの集い」用に ピクルスと、にしんのリエットを作りました。 左はふつうのピクルス。 右はデザートビネガーを使ったピクルス。 赤い色のついたとろりとした酢ですので、ちょっと甘めに仕上がります。 にしんの干物を焼いて、ほぐしてリエットにしました。 にしんは小骨が多いので、骨を取るだけで30分以上もかかりました。 これを焼いたバケットにつけていただきます。...
View Article坂上レストラン
きょうは「さみしいおばさんの集い」で、坂上レストラン開けました。 5時に3人到着。 ソムリエがボルドーのすごいワインを3本持参です。 左は、シャトー マルゴーの1985年もの、ワンダフル!! あとの2本はシャトーグリュロラ ローズ。 1991年と98年、飲み比べようということです。 前に届いた、シャンパン/シャブリグランクリュ/モレサンドニ2004年 ジュブレ シャンベルタン2004年のを入れて、...
View Articleウコン
世の中では今日が一応の仕事納めですよね。 いよいよ今年も残り少なくなってきました。 私はきのうの飲み疲れで、きょうは青菜に塩状態です。 まだ忘年会が残っていますので、体調を整えておかねば… 年末、年始はそれが結構大変ですよね。 まいどウコンのお世話になってます。 野口英世のウコン!
View Article守破離の離−2
薄まる文化−22 巡り巡ってもとの自分に還る。 「離」とは「客観性」ということなのかもしれない。 遠く離れて自分を客観的に見れるようになると、 自分の塊のようなものが見えてくる。 さんざん時分に翻弄されてきたあげくのものだから、 これはもうテコでも動かない。 極論をいえば前世から持たされた魂だ。 魂は物体を持たないので自らが動くことはできない。 だから肉体という入れ物を手段にして、物理的に動く。...
View Article暮れです
街は暮れっぽくなってきましたね。 道はガラガラ、人々は気ぜわしく行き交う。 何よりこの寒さが一番暮れっぽい。 わたしはこの休みに、再校正をしようと思っていますので、 時間のある限り「長唄を読む」を読んでいます。 しかし、我ながらよくも書いたものだと思うくらい、長い。 しかも、克明に読まなければいけませんので、終点ははるかあなたです。...
View Article大晦日
きょうは晦日の親分、大晦日です。 毎月、晦日はあるけれどきょうの晦日は特別で、 一年の暦がこれで終りとなる日です。 今年のカウントダウンは長年の友人と一緒。 例の「…おばさんの集い」で余ったワインを飲もうということで 坂上レストラン、またまた開店。 6時からスタートして、カウントダウンを迎えた頃には 残りのワインをすっかり飲み干していました。 口なおしにビールでしゃべっていたら、何と2時!...
View Article元旦
新年あけましておめでとうございます。 暖かいお正月ですね。 私のブログも4年目に突入しました。 おかげさまで、毎日更新続行中です。 文章の訓練にもなりますしね。 今年もどうぞご贔屓に。
View Article新年会
きょうは友人の家での新年会に招かれて、 九品仏まで出かけました。 12、3人のお客さまで、昨年の郁子さんのライブ関係者も見えていました。 もちろん、郁子さんもね。 座が盛り上がったところで、ライブのビデオを鑑賞。 左が中川善雄さん、郁子さん、私です。 ドレスでの演奏、全然違和感ないですね。 今年も同じ所でやります。 もちろんまたドレスです。
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