昨日の肉筆浮世絵の続きです。
これは同じく葛飾応為の描いた「吉原格子先之図」(弘化年間・1824〜48頃)です。
春の宵でしょうか、生ぬるい空気さえ感じる、魅惑的な絵ですよね。
格子の中に座っているのが花魁たちで、客は中をのぞきこんで品定めします。
花魁はここで客に手紙を書いたり、煙草をすったりして客がつくのを待ちます。
花魁を決めた客は、右ののれんをくぐって二階へ上がります。
格子先をひやかして歩くことを「素見ぞめき」といいます。
「素見ぞめきは椋鳥の、群れつつきつつき格子先」という歌詞が「吉原雀」にありますね。
「ひやかしの野暮天が群れて来たわ」という意味です。
これは同じく葛飾応為の描いた「吉原格子先之図」(弘化年間・1824〜48頃)です。
春の宵でしょうか、生ぬるい空気さえ感じる、魅惑的な絵ですよね。
格子の中に座っているのが花魁たちで、客は中をのぞきこんで品定めします。
花魁はここで客に手紙を書いたり、煙草をすったりして客がつくのを待ちます。
花魁を決めた客は、右ののれんをくぐって二階へ上がります。
格子先をひやかして歩くことを「素見ぞめき」といいます。
「素見ぞめきは椋鳥の、群れつつきつつき格子先」という歌詞が「吉原雀」にありますね。
「ひやかしの野暮天が群れて来たわ」という意味です。
