これは喜多川歌麿(宝暦3〜文化3・1753〜1806年)の浮世絵
「新造出しの図」
制作年は文化元〜3(1804〜06)年とある。
花魁の世話をする禿が14、5歳になると新造になるのだが、
初めて新造としてデビューすることを新造出しという。
この絵では4人の新造が同じ衣裳を着て歩いている。
4人同時のデビューだろうか。
仲の町を道中する新造の後には、遣り手・若い衆・姉女郎・禿が続く。
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十辺舎一九が賛を書いている。
「○はみな ふねに帆かけて かようらん
しんぞう いだす 恋の湊に」
「新造出しの図」
制作年は文化元〜3(1804〜06)年とある。
花魁の世話をする禿が14、5歳になると新造になるのだが、
初めて新造としてデビューすることを新造出しという。
この絵では4人の新造が同じ衣裳を着て歩いている。
4人同時のデビューだろうか。
仲の町を道中する新造の後には、遣り手・若い衆・姉女郎・禿が続く。

十辺舎一九が賛を書いている。
「○はみな ふねに帆かけて かようらん
しんぞう いだす 恋の湊に」