「長唄を読む」の歌詞意訳、延々とやっています。
やっと巻2の終盤にさしかかったところです。
何しろ200曲以上もありますので、やってもやっても終わらない。
昔の作者は歌詞を原文のいいとこ取りで書いていますので、
例えば浮世絵のまわりに描いてある小さな絵、
提灯・団扇・富士山・花・盆栽などのように、イメージを並べて歌詞を紡いでいるのですよね。
だから気持ちは分かるのですが、意味がつながらない、という結果になります。
意訳する時にそれらを原文に近くすると、意味は通じるのですが、
説明が多くなりすぎて文章がくどくなる。
簡潔明瞭に短くと思ってやっているのですが、
短くするというのは至難の業、頭をかかえてばかりです。
このようにヒラリといかないものかしら。
