コラボ忠臣蔵

きょうは一日空きましたので、国立劇場に観劇に行ってきました。春風亭小朝の落語「殿中でござる」・「中村仲蔵」と、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」（五段目・六段目）がコラボした企画ものということで、期待を持って切符は事前予約です。
早野勘平は中村芝翫、斧定九郎は中村歌六。小朝は早口になると内容が聞き取りにくく、話の筋が追えない上に、ウケ狙いの場が多すぎてげんなりでした。芝翫はスキャンダルにもめげず、頑張っていましたね。あれを毎日やるのは大変、えらい！
コラボの要となる定九郎は知性派の歌六だけあってよかったです。私が２０代の頃、彼がまだ米吉を名乗っていた時代によく遊んだもので、どうしても贔屓目に見てしまいます。
コラボと銘打っているのですから、もう少し仲蔵の登場に工夫が欲しかったですね。