芸者という称が定着しておよそ50年、文化(1804〜)の時代に入りますと
芸者にもプロ意識が芽生えてきたと見え、このような仇な姿に変わっていきます。
この絵は勝川春扇(かつかわ しゅんせん・生没年不詳)の浮世絵です。
制作年は不詳ですが、春扇は文化3(1806)年から文政3(1820)年の間、
春扇を号していましたので、この絵はその頃のものと思われます。
1月12日の芸者と比べると、かなり大人の雰囲気がします。
時代性もあるのでしょうが、きりりといい雰囲気です。
おそらく深川の芸者でしょう。三味線箱を抱えているのは置屋の女子衆か。
![]()
芸者にもプロ意識が芽生えてきたと見え、このような仇な姿に変わっていきます。
この絵は勝川春扇(かつかわ しゅんせん・生没年不詳)の浮世絵です。
制作年は不詳ですが、春扇は文化3(1806)年から文政3(1820)年の間、
春扇を号していましたので、この絵はその頃のものと思われます。
1月12日の芸者と比べると、かなり大人の雰囲気がします。
時代性もあるのでしょうが、きりりといい雰囲気です。
おそらく深川の芸者でしょう。三味線箱を抱えているのは置屋の女子衆か。
