これは2代目歌川国貞(4代目豊国・文政6~明治13・1823~1880年)
の役者絵「忠臣蔵七段目」で、制作年は元治2(1865)年とある。
市村座の『菖蒲刀対侠客』(しょうぶだちついのきょうかく)という興行の五幕目の所作事、
「忠臣蔵形容画合」(ちゅうしんぐらすがたのえあわせ)の七段目の場面を描いたものだ。
面白いのは役者が地方(じかた)を勤めていることだ。
三味線は市川新車、浄瑠璃は坂東三津五郎と市村家橘。
昔の役者は舞台で三味線を弾いたり、箏や胡弓を弾いたりなどが当たり前にできたようだ。
所作(舞踊)はお軽を沢村訥升、寺岡平右衛門を坂東彦三郎が人形振りで演じている。
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の役者絵「忠臣蔵七段目」で、制作年は元治2(1865)年とある。
市村座の『菖蒲刀対侠客』(しょうぶだちついのきょうかく)という興行の五幕目の所作事、
「忠臣蔵形容画合」(ちゅうしんぐらすがたのえあわせ)の七段目の場面を描いたものだ。
面白いのは役者が地方(じかた)を勤めていることだ。
三味線は市川新車、浄瑠璃は坂東三津五郎と市村家橘。
昔の役者は舞台で三味線を弾いたり、箏や胡弓を弾いたりなどが当たり前にできたようだ。
所作(舞踊)はお軽を沢村訥升、寺岡平右衛門を坂東彦三郎が人形振りで演じている。
