これは喜多川歌麿(1753?~1806・宝暦3~文化3)の浮世絵
「点勝美人生花合」だ。
制作年代は1801~17(寛政13~文化14)年とある。
歌麿は文化3(1806)年に没しているのでそれまでの作だろう。
天神(三味線の頭の部分)に桜の蒔絵があり、三味線箱にも同じ模様が描かれている。
銅掛けはこの時代には普通になったようだ。
稽古本の厚さからすると、長唄の歌扇録(かせんろく・歌詞集)だろうか。
それにしてもかんざしの多い芸者だ。
書き入れには「皐月のあやめ 引く手あまた」とある。
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「点勝美人生花合」だ。
制作年代は1801~17(寛政13~文化14)年とある。
歌麿は文化3(1806)年に没しているのでそれまでの作だろう。
天神(三味線の頭の部分)に桜の蒔絵があり、三味線箱にも同じ模様が描かれている。
銅掛けはこの時代には普通になったようだ。
稽古本の厚さからすると、長唄の歌扇録(かせんろく・歌詞集)だろうか。
それにしてもかんざしの多い芸者だ。
書き入れには「皐月のあやめ 引く手あまた」とある。
