これは磯田湖龍斎(1735~1790・享保20~寛政2年)の浮世絵
「風流芸者姿八景・帰帆」(1773ー75・安永2-4年)だ。
この時代は富士田吉治の活躍で、長唄が大流行りしていた頃だ。
この絵も長唄の唄本に題が書いてある。
神田の同明町の芸者、留伊がモデルのようだ。
「帰帆」というのだから仕事を終え、これから置屋へ帰るのか。
若い衆が二つ折りの三味線箱を手にしている。
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「風流芸者姿八景・帰帆」(1773ー75・安永2-4年)だ。
この時代は富士田吉治の活躍で、長唄が大流行りしていた頃だ。
この絵も長唄の唄本に題が書いてある。
神田の同明町の芸者、留伊がモデルのようだ。
「帰帆」というのだから仕事を終え、これから置屋へ帰るのか。
若い衆が二つ折りの三味線箱を手にしている。
