これは磯田湖龍斎(1735~1790・享保20~寛政2年)の浮世絵
「風流江都名所八景・新大橋中州四季庵晴嵐」だ。
1776(安永5)年の作とある。
人形町あたりの芸者と客だろうか。
隅田川の川遊び舟を見ながらの宴だが、
芸者の持っている三味線の皮にわざわざ黒い点が打ってあるのが気に掛かる。
これはネコ皮を意味するものだろうか。
ネコの皮は乳首が8つあり、それを半分にして三味線の表と裏に張るから、
片面に4つの干からびた乳首が残る。
それをわざわざ描いたとすれば、位置が変だがこの絵のようになるのだろ。
しかし、この時代には犬皮が主流だったはずなのだが、
もっと調べてみる必要がありそうだ。
「風流江都名所八景・新大橋中州四季庵晴嵐」だ。
1776(安永5)年の作とある。
人形町あたりの芸者と客だろうか。
隅田川の川遊び舟を見ながらの宴だが、
芸者の持っている三味線の皮にわざわざ黒い点が打ってあるのが気に掛かる。
これはネコ皮を意味するものだろうか。
ネコの皮は乳首が8つあり、それを半分にして三味線の表と裏に張るから、
片面に4つの干からびた乳首が残る。
それをわざわざ描いたとすれば、位置が変だがこの絵のようになるのだろ。
しかし、この時代には犬皮が主流だったはずなのだが、
もっと調べてみる必要がありそうだ。
