これは北尾重政(元文4~文化3・1739~1820年)の浮世絵だ。
1777(安永6)年の作とある。
これからお座敷に出る二人の芸者。
唄方の芸者は唄本を見ながら確認をしているようだ。
「恋のなみち」という題名か、恐らくは豊後系の浄瑠璃だろう。
吉原検番創設以前なので、吉原芸者だとすると遊女屋抱えの内芸者だ。
初期の芸者の衣裳は、まだまだ音曲班だった振袖新造の名残をとどめている。
1777(安永6)年の作とある。
これからお座敷に出る二人の芸者。
唄方の芸者は唄本を見ながら確認をしているようだ。
「恋のなみち」という題名か、恐らくは豊後系の浄瑠璃だろう。
吉原検番創設以前なので、吉原芸者だとすると遊女屋抱えの内芸者だ。
初期の芸者の衣裳は、まだまだ音曲班だった振袖新造の名残をとどめている。
