踊子が小姓の姿から娘姿になって以来、
彼らは殊更うぶな娘を全面に出すようになる。
当然とうの立ったやからもいるわけで、年のさばよみも当たり前にあったようだ。
安永(1772)頃の狂歌にこんなのがある。
「振袖を着ぬと三十女なり」
「化けの皮とは振袖の衣裳なり」
「まづいこと 路地から外は娘なり」
昨日、一昨日の春信の浮世絵の踊子(芸者)も振袖の娘姿だが、
この春信筆の踊子もなんとも可憐な娘だ。
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彼らは殊更うぶな娘を全面に出すようになる。
当然とうの立ったやからもいるわけで、年のさばよみも当たり前にあったようだ。
安永(1772)頃の狂歌にこんなのがある。
「振袖を着ぬと三十女なり」
「化けの皮とは振袖の衣裳なり」
「まづいこと 路地から外は娘なり」
昨日、一昨日の春信の浮世絵の踊子(芸者)も振袖の娘姿だが、
この春信筆の踊子もなんとも可憐な娘だ。
