これは2代目歌川国貞(4代目豊国・文政6~明治13・1823~1880年)
の役者絵「忠臣蔵出語図」で、制作年は元治2(1865)年とある。
市村座の『菖蒲刀対侠客』(しょうぶだちついのきょうかく)という興行の五幕目の所作事、
「忠臣蔵形容画合」(ちゅうしんぐらすがたのえあわせ)の場面を描いたものだ。
9月30日の記事と同じ興行、同じ演目だが、忠臣蔵の何段目かは不明。
ただ地方は浄瑠璃の坂東三津五郎が抜け、
市川新車、と市村家橘は衣裳を変え引き続き勤めている。
もしかしたら三津五郎は踊っているのかもしれない。
昔の役者は大変だ。
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の役者絵「忠臣蔵出語図」で、制作年は元治2(1865)年とある。
市村座の『菖蒲刀対侠客』(しょうぶだちついのきょうかく)という興行の五幕目の所作事、
「忠臣蔵形容画合」(ちゅうしんぐらすがたのえあわせ)の場面を描いたものだ。
9月30日の記事と同じ興行、同じ演目だが、忠臣蔵の何段目かは不明。
ただ地方は浄瑠璃の坂東三津五郎が抜け、
市川新車、と市村家橘は衣裳を変え引き続き勤めている。
もしかしたら三津五郎は踊っているのかもしれない。
昔の役者は大変だ。
